about

とみた花子のプロフィール

絵描き

日本エシカルヴィーガン協会 理事

イギリス 国際アロマテラピスト連盟(IFA)認定アロマテラピスト

花の星 エシカルホリスティックケアスタジオ主宰

2011年より沖縄在住

△ 「地球よ おはよう」 私の9歳の時の学校の宿題の絵日記。自分の変わらない大切な感覚として、この日の日記を1枚だけ今も大切に取っておいてあります。

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動物、植物、鉱物と絵を描を描くことを愛する子ども時代を過ごす。

感受性が強いからか、中学生になってから学校教育に馴染めず不登校児として暮らす少女時代に、絵を描いたり、庭で魔女とかヒッピーになった気分でハーブを育てたり、インドにいるビートルズになった気持ちで瞑想したりして過ごす。

精神世界の学びをライフワークとしていた父の膨大な蔵書・・・例えば、西洋神秘思想やスピリチュアルな思想、ニューエイジ、ネイティブアメリカンや世界の原住民たちの思想、古神道や縄文のこと、インド哲学、瞑想、オーガニックや自然農や代替医療についてなどをかいつまんで読んでいる子どもだった。

学校は嫌いだったけれど、絵を描くことが好きだったので絵画教室や美大受験予備校で絵画の学びをしながら、いつも悩んでいるような少女時代を過ごす。

18歳頃、進学も就職もせず、実家を出てフリーター生活をしながら、相変わらず模索の時間が続く。

20歳頃、アルバイトで貯めたお金だけを持って何をするでもなくパリに数ヶ月滞在し、アートが身近にある環境や自由なパリの人の生き方に触れ、「自分の人生もそうあるように」と願う。

帰国後、人形作家・四谷シモン先生に師事し人形作りを始める。

「人形には魂が宿るという。とってもわかる。では、人形のどこに魂は宿るのだろう?」

答えの出ないそんな疑問をいつも感じながら、カツカツのフリーター生活をしながら絵を描いたり人形制作をしたりという模索の時間が相変わらず続く。

同じ頃、フリーター生活の中で行っていた販売の仕事の取扱商品だったスイスのオーガニックコスメブランド・WELEDAと出会い、その創設者である哲学者、ルドルフ・シュタイナーの思想に触れる。父の蔵書の中にもあったが子ども時代は辿り着いていなかった。

その出会いの中で、魔女のような植物療法やホリスティックセラピストというものが「職業」として存在しているのだということを初めて知り、目指すようになる。

2003年頃からアロマセラピーやボディセラピーのスクールで学びを始める。

魔女のメルヘンと人形制作で感じてきた人体への興味、心と魂のある場所への疑問がそこで融合して学び始めるという圧倒的に珍しいタイプのセラピストの入り口だった。

スクールを卒業後、WELEDAの直営サロンにてセラピストとして勤務。やがてマネージャーとして店舗の運営などにも関わるようになる。

その後、日本のアロマテラピーの草分け的存在であるバーグ文子先生に師事し、世界で最も歴史と権威のあるアロマテラピー資格であるイギリスのIFA資格を取得する。

2010年ごろからヴィーガンのライフスタイルを始める。

2011年3月の東日本大震災を機に東京から沖縄に移住。

沖縄でリゾートホテルスパのセラピストと、コザのアングラなバーで働くという二重生活をする。

20歳だった愛猫(それは子ども時代に庭で一緒に魔女のメルヘンに付き合ってくれていた子である)の死をきっかけに強烈なペットロスの時間を過ごし、そこからヴィーガンと動物愛護活動に傾倒していく。

2014年 動物愛護啓蒙と保護団体への寄付を目的としたチャリティイベントを初めて主催。動物愛護だから食事は当然ヴィーガンだろうと思ってそういうコンセプトのイベントにしたが、結果的に日本初の動物愛護×ヴィーガンのイベントになった。それをきっかけに日本エシカルヴィーガン協会の理事メンバーとして活動するお声かけをしていただき、ヴィーガンの啓蒙活動も始める。

2016 年 沖縄で初のヴィーガンをコンセプトとしたイベント「沖縄ヴィーガンフードフェス」を主催する。コロナ禍前まで、年2回毎回4000名以上の集客のある大型イベントに成長していく。コロナ禍中はヴィーガンを導入したい飲食店向けのサポートなどを行う。

2017年 「花の星」という名前で場所を持たないセラピスト&講師業をスタートさせる。

2023年 沖縄市・コザに「花の星 エシカルホリスティックケアスタジオ」をオープンさせる。アロマテラピー、ハーブ療法、ルドルフ・シュタイナーの哲学を活かしたマッサージセラピーなどのほか、月の満ち欠けや占星術を取り入れる魔女なセラピースタジオを運営。

主な活動拠点としてきたコザの街で、ヴィーガンのイベントや街づくりに関わってきたことで、恐れ多くも”コザの女神”という通称までいただくことになる。自分では魔女を自称していただけに、不思議な気持ちではあるけれど、魔女も女神も表裏一体。女性のどちらか片方から見た側面なのだろうと思っている。

自分の中にある女神と魔女を融合させ、自分への愛と他者への愛を繋げて、自分を大切にすることと自分以外の世界を大切にすることをつなげることを伝える、愛と自由のメッセンジャーであるように、と自分自身に願っている。

プライベートでは一児とたくさんの保護猫の母。離婚を経験した、未婚のシングルマザー。

そのような状況にもかかわらず多岐にわたる様々なことを活動的に行う私に対して

「なぜあなたはいつもそんなに元気なの?」とよく聞かれるのだけれど、

多分、植物療法やヴィーガンを通じて「地球と共に生きている」感覚を持っているからだと思う。その感覚で生きているとこんなに楽で楽しいのだということを、自分の活動を通じて伝えていくことをこれからしていきたい。

モットーは、「好きな場所で 好きな人と 好きなことをして生きる」

好きな場所はコザ。好きな人は息子と猫たち。好きなことはセラピーの仕事、ヴィーガンのイベントをすること、絵を描くこと。魔女的生活の探究。